最近は、映画が公開されてから、DVD・Blu-rayになるのがものすごく早い。
公開から2,3ヶ月もすれば、レンタルショップに並ぶこともザラで。
だから、映画を映画館で観ようと思うことも、昔に比べて少なくなった気がする。
映画1,800円は高いと思うし、結構贅沢な娯楽だな、とも思うくらいなので。
でも、新海監督の映画に関しては、絶対に映画館で観た方がいいと思うので、今日はそのあたりについて書こうと思います。
新海誠監督の映画を映画館で観た方が良い理由
新海監督の作品を、映画館で観ることを推すのには、主に以下の2つの理由があるからです。
- 真っ暗な中から一気に広がる極彩色の世界を観られる
- こだわられた音を良いスピーカーで聴ける
いや、探せばもっとあるだろうけど、上手く説明できないので。
なんか思いついたらそっと足しておきます。
他にお前これも書けよ!!!みたいなのがあったら、教えていただけるとこれ幸い。
で、この理由について、もう少し説明していきます。
真っ暗な中から一気に広がる極彩色の世界を観られる
新海監督の映画の一番の特徴は、なんといってもその色彩と光。
この人の目には、世界はこんなにも美しく映っているのかと、何なのこの人聖人なの?ってくらいに鮮やかで綺麗な世界が魅力です。
映画の途中で、何度声を上げそうになったことか。
何度観ても、その美しさにハッとさせられます。
そして新海監督は、何もない真っ暗な画面と、そこからの画面の切替が上手い。
色の対比?難しいことはよくわかりませんが、そういうのを印象的に挟むのがうまいなあ、と思っています。
DVDやブルーレイだと、周りが明るい中観る事が多いから、その対比をなかなか感じることは難しい。
だけど、問答無用で周りが暗い映画館では、その違いが顕著に現れるので、おすすめです。
パッと突然目の前に広がる極彩色の世界を、ぜひとも感じて欲しいです。
こだわられた音を良いスピーカーで聴ける
映画館に言ったことある方なら誰でもご存知だと思いますが、映画館って、スピーカーがものすごく多いんです。
前から、後ろから、横から音が聞こえる。
ジブリの作品は、登場人物ごとに足音が違うというくらい音響にこだわっていると聞きますが、そういったこだわりが、新海作品にも感じられる。
特に長編作品や、「言の葉の庭」なんかは、音もめちゃめちゃこだわっているのがよくわかります。
雨の音とか、足音とか。
音が聞こえてくる場所にも、やっぱりこだわりがあって。
そういったものが感じられるのはやはり映画館の特権じゃないかと思います。
スーパー良い環境のホームシアターがあるのでないなら映画館で観て!
以上の2点だけから観ても、新海監督の映画を楽しむには、映画館で観るのがおすすめです。
いや、家に映画館並の設備があるとかなら別ですけど。
そうでないなら、ぜひとも!
騙されたと思って、映画館で観てほしい。