空いっぱいのみかん箱

新海誠監督の映画などの感想を綴ったり、2.5次元舞台やアニメ・漫画の話題・感想を垂れ流しています。ただの日記も書きます。語彙力のない、頭の悪い記事を量産中です。いいものは積極的に紹介していきたい系人間。

虹橋芸術中心(上海)に行った感想と劇場から空港までのタクシー・地下鉄での行き方の覚書き

刀ミュ幕末天狼傳にどっぷりハマりすぎて、そして再演がないということを知って、上海まで飛びました、箱詰みかんです。

ものすごく突発的に上海に飛ぶことを決めたのですが、今回の劇場である虹橋芸術中心が新しい建物過ぎて、行き方とかを検索してもすぐに出てこなかった。
個人的にちょっと困ったので、感想とか行き方とかを覚えているうちにまとめておきたいと思います。
また突発的に行く可能性あるしね!!

内容は2017年1月時点での情報です。

虹橋芸術中心の感想とか

交通アクセスをまとめる前に、とりあえず劇場の感想語っとく。
いらんって人は読み飛ばしてください。

劇場の感想なので、刀ミュのレポはありません。

虹橋芸術中心とは

f:id:mikan85:20170124211759j:plain
上海に2016年にオープンした総合文化施設。
今回、刀ミュをやった劇場の他にも、映画館とかもあるらしい。
とりあえずなんか色々大きかった。

今回の刀ミュ以降も、日本発の2.5次元ミュージカルの中国公演の劇場として使用される予定なんだとか。
幕末天狼傳はその杮落とし公演だったみたいだよ!
刀ミュもまたここでやる可能性あるってわけですね…。

中国語名称 Hongqiao Art Center
英語名称 Hongqiao Art Center
住所 上海市長寧区天山路888号
地下鉄最寄駅 2号線婁山関路駅(娄山关路站/Loushanguan Road Station)
周辺地図

劇場についての感想

アイア建て替えよ??
音響がな…めちゃめちゃ良かったんですわ……。
映像もめっちゃめちゃ綺麗に映えたんですわ…。
プロジェクションマッピングがかつてないレベルで綺麗に見えた。
座席もふかふかでしたわ…。
2部のライブが音割れしないって最高かよって思った。
アイアは見習ってください!!!

客席とかさすがに撮れないんで、でじたろう氏がTwitterに載せてた画像を置いておきますね。


キャパが1000超えるし、2階席もあるから、客降り曲のときとかどうなるだろうって思ってましたが、通路は縦2本しかないし、結構横に長いので、あちこちにはいけない感じでしたね。
横通路(アイアでいうなら7列目と8列目の間の通路)も後ろめに1本しかないので、そこに結構いろんなキャストがたまってた気がする。
(今回の座席区分で言うなら、A席とB席の間)

座席は、後ろに行くにつれて結構しっかりと段差があるし、前列と互い違いになっているので、前の人の頭が邪魔になることもなく、観やすかったです。
舞台セットによるだろうけど、今回の刀ミュの場合は、ちょうど8,9列目あたりが役者さんの目線と同じくらいな感じ。

前の人の頭が邪魔になることはなかったけれど、開演までにきちんと全員客席に座ってるってことがあまりなく、最初の幕が開いてからでも、休憩後でも、途中入場が目立った気がします。
誘導のスタッフのひとも、屈まずに普通に立って歩いて案内してる。
これはお国柄なのか、それともジャンル的なものなのかはわかりません。
2部の最中に、遅れて入ってきた後ろの列の人に、紙袋で頭を殴っていかれたことだけは許してない。

劇場自体は、遠征しても後悔しないクオリティーです。

クローク・コインロッカー

公演にもよるかもしれませんが、クロークはありました。
足元が結構狭いので、大きい荷物がある人は預けたほうが良いと思います。
あのクロークが備え付けなのかよくわかりませんが、劇場の規模のわりにはちょっと小さいかもしれません。
私は今回預けていないので、この辺正確じゃないです。

ぱっと見渡した感じ、目に付くところにコインロッカーはなかったと思います。

ほぼ何も入っていない小さめのスポーツバッグ(ぺしゃんこになるレベル)くらいなら、座席の下に突っ込めました。
座席の下に荷物入れるのに抵抗がある人や、足元を完全に塞ぐ・ビニール袋の擦れる音がする人などは、クロークに預けておくのが良いと思います。

トイレは綺麗

中国はトイレがあまり綺麗じゃないと聞いておびえてましたが、劇場のある建物のトイレは綺麗です。
さすが新しいだけある。
1階のトイレ(建物内の劇場受付外ですが)は個数も多いので、ありがたい。

ただし、やはり開場前とかは混むので、早めに済ませておくに限ります。

あと、個室内にトイレットペーパーは備え付けられていません。
洗面台横のトイレットロールっぽいものをあらかじめ切って持って入るか、自分でティッシュを持って入りましょう。

基本的に紙は流さず、備え付けのゴミ箱に捨てる制度です。うっかり流したからといって、すぐ詰まったりはしませんが。

綺麗だけど、ウォシュレットとかはないよ!
便座も冷たいよ!
比較的綺麗ってだけで、日本のトイレレベルは求めないほうが良いです。
日本のトイレレベル高すぎるからな。

劇場入り口、チケットをもぎってもらって入場して以降のトイレ事情は、今回は行ってないので詳しくはわかりませんが、数がとても少ないようです。
座席数に対してのこの数、おかしいだろって数なようなので、チケット見せる前にトイレに行っておくことをおすすめします。

上海・虹橋芸術中心-浦東国際空港間の行き方

で、今回の刀ミュが2.5次元舞台のこけら落とし公演だったということで。
今後も、日本で人気の舞台が虹橋芸術中心で開催される可能性があるので、空港からのアクセスなんかもまとめておこうと思います。

前提

まず始めに、今回の私の状況から。

  • 日帰り弾丸なので、宿泊してない
  • 本当にただただ観劇目的
  • 使用空港は羽田空港と浦東国際空港
  • 日帰りだしごはん食べなくてもいいかくらいな精神
  • 突然思い立って決行したので、あまり何も調べてない
  • 中国語もできなければ、英語も出来ない
  • 海外へ1人で行ったことがない
  • 使用したのは地下鉄とタクシー

ちなみに、今回利用したのは往復ともに格安航空(LCC)なので、浦東国際空港への行き方しかわかりません。
劇場へは、虹橋空港からのほうが近いし、楽だと思います。
あと、宿泊してないのでホテルについてはまったく知りません。

ただ、ぎりぎりに取るのであれば、宿泊+航空券のセットのほうが安いことの方が多いようです。
私は、飛行機を予約したのが前々日くらい。
ひたすら、下記の予約サイトで空き情報を検索してました。

ネットで軽く調べただけですが、格安航空が上手い具合に空いているか、早割とかで飛行機押さえられた人じゃないと、往復の航空チケット代だけで10万近く飛ぶなー、という印象。

宿泊する方や、虹橋空港からの料金なんかを知りたい方は下記の方の記事が参考になると思います。

greeens.hatenadiary.com

あと、私の海外経験は、旅行で韓国とタイ、10年以上前に高校のプログラムでニュージーランドホームステイした程度なので、基本的に何でも日本語で乗り切ろうとします。
中国語は、触れたこともないとレベルというひどさです。
下手な英語を喋るよりも日本語&ジェスチャー&指差しの方が通じると思ってる。

浦東国際空港

羽田から深夜2時過ぎに飛び、現地時間早朝5時ごろの到着。
(時差は日本-1時間)

入国審査やら色々諸々すませて、空港に降り立つ。
早朝すぎて人が少ない。
両替屋さんも開いていなかった気がするレベルです。
ちなみに、深夜もほぼどこも開いていません。
24時間営業のスタバやコンビニなどもありますが、搭乗口からはそれなりに距離があります。

あと、夜中の荷物検査場が激混みで(夜だからか、2箇所しか開いてなかった)30分以上待った気がするので、時間にたっぷりと余裕を持って到着することをおすすめします。
余裕で空港についていたはずなのに足止めくらって、飛行機においていかれるかと思った。

余談ですが、空港のトイレも比較的綺麗でした。
虹橋芸術中心よりはちょっと落ちるけど、普通に入れる。
ただ、洗面台のところでパンツ一丁になってる女性がいてこわかった。
着替えてるんだろうなというのはわかったけど、入った瞬間にこの場面にお出迎えされるのはこわい。
言わずもがな、羽田空港のトイレとかと比べてはいけないよ。

浦東国際空港から虹橋芸術中心への地下鉄でのアクセス

地下鉄は朝6時くらいから走っているので、行きは地下鉄を使いました。
リニアもありましたが、始発が7時過ぎだったし、特に急いでいなかったし、乗換えを上手くこなせる自信がなかったし、何より料金めっちゃ安かったので、地下鉄選択。

運賃は、7元(=約130円)と、めっちゃめちゃ安い。
目的地まで10駅以上あるのに。

上海の地下鉄、路線が12路線と多いので怯えていたのですが、そんなにわかりづらいこともなく。
特に、浦東国際空港から、虹橋芸術中心の最寄り駅である「婁山関路(娄山关路/Loushanguan Road)」駅までは、同じ2号線(黄緑の路線)で1本。

最短で1時間20分くらいで着きますし、土曜の早朝、始発駅なので座れます。
ただ、同じ路線とはいえ、途中、最低1回は乗り換えるので、そこだけ要注意です。
(向かい側にいる電車に乗り換えるだけなので、楽といえば楽)

空港から地下鉄への地図

f:id:mikan85:20170204200746p:plain
(画像引用:https://blog.traveloco.jp/tp-shanghai-access-pudong-international-airport/

1番左の「2」と書いてあるのが、浦東空港の2番ターミナル。
右端の「1」が1番ターミナルです。

地下鉄はちょうど2つの中間地点。
ズドーンと大きくて広い1本道なので、迷いません。

地下鉄は、2つの緑の上側、「地鉄(Metro)」と書いてある方です。
下の「磁浮(Maglev)」は、リニアの乗り場です。

切符売り場

切符売り場は、朝の6時でも結構混んでいたので、並びました。
行きたい駅までの運賃を押すか、行きたい駅を押すかの2通りで切符が買えます。
虹橋芸術中心までだったら、「7元」もしくは2号線(黄緑の路線)の「婁山関路(娄山关路/Loushanguan Road)」を押しましょう。

ただ、反応が悪い販売機があったので、何度画面を押しても駄目な場合は、諦めて別の販売機に並ぶべし。
あと、高額紙幣(100元札)は、切符販売機では使えないらしいので、細かいお金を持っておきましょう。

改札入るときに荷物検査がある

改札を通る前に、荷物のX線検査があります。
空港でやるのと似たようなやつ。
ラッシュ時だと、ここがものすごく混むようですが、ほぼ始発なので、すんなり通れました。

広蘭路駅で乗り換える

先ほどもチラッと言いましたが、途中で電車を乗り換える必要があります。
というのも、浦東国際空港から乗ると、基本的に広蘭路駅までしか行きません。

なので、広蘭路駅に着いたら、向かいの電車に乗り込んでください。
皆降りるので、他の人についていけば問題ない。

婁山関路駅で降りる

婁山関路で降りることが出来たら、もうこっちのもんだ。
あとは、4番出口から出て、左に向かって進むと、劇場が見えます。
徒歩1分だからな!
1分歩いて見当たらなかったら、間違ってるからな!

地下鉄についてのあれこれ

無事に劇場まで着いたので、ついでに地下鉄の乗り心地とかも書いておきます。

電車のシートと治安

電車のシートですが、固く、冷たい。
日本の駅に置いてある古めの待合椅子みたいな感じなので、座り心地は良くないです。
座ってるほうが疲れるかも。
そして、冬だとお尻が冷たい。

車内はそれなりに明るく、特に治安が悪いというわけでもありません。
荷物検査とかされるから若干怯えたけど、スリに気をつけるレベルのことに気をつけていれば、問題ないです。

電車の混み具合

土曜日の早朝だったので空いてましたが、平日のラッシュ時は混むらしいので、でかいスーツケースを持ってたり、ラッシュの時間にかぶるのが嫌、という方は別の方法をおすすめします。

あと、改札の荷物検査場が特に混むらしいので、そこで足止めくらって、希望の電車に乗れない可能性もあります。

時間がない人はタクシーのほうがおすすめ

地下鉄は、安いのが何よりのメリットですが、地下鉄だと、早くても1時間20分くらい、乗り換えの回数や路線によっては2時間近くかかるところもあります。
リニアを使うと1時間切ることもあるようですが、乗り換えをスムーズにこなせるかわからない(今回、使ってないのでちょっとわかりません)。

タクシーは、渋滞状況にもよりますが、大体1時間かからないくらいで着くので、荷物が多かったり、なんか色々考えるのが面倒な人は、タクシーを利用するのがいいと思います。

虹橋芸術中心から浦東国際空港へのタクシーでのアクセス

浦東国際空港行きの地下鉄は、終電が早いです。
どんなに遅くても、空港まで行ける劇場最寄発の終電は21時過ぎ。
なので、ソワレ(夜公演)を観て、深夜便で帰ろうと考えている方は、タクシーがおすすめです。

で、このタクシーが曲者なんですが。
上海のタクシーはちゃんと選んで乗らないと、ボッタくられる可能性があります。
どうやって見わけんだよ、そんなの……と思いましたが、ちゃんと見分けるポイントもあるらしい。

ずばり、車体の色で判別する!

とはいえ、タクシーの色の種類、めーっちゃいっぱいあるんですよね……。
これはOK、これは駄目とか色々あるようなのですが、もう面倒だったらとりあえず、

水色の車体のタクシーは乗ってもいいやつ。

と覚えておくと間違いがないと思います。

だがしかし問題はだ。
夜だから、近くまで来ないと車体の色の見分けがつかない……。

劇場付近だからタクシー乗り場とかあるだろって思ってたんですが、ありません。
また、虹橋芸術中心沿いの交差点は交通量も多い交差点ですし、夜なので、なかなか止まってくれません。

私の場合は、たまたま中国語に堪能な知り合いがタクシーの人と交渉してくれ、更に親切な現地の人が相乗りしていいよ、と言ってくれたので、運よく乗ることができました。
夜だったので、割増料金がかかる+高速も利用しているので、250元(=約4,500円)ほどでした。
相場はよくわかりませんが、ぼったくられてはいないはずです。

だが、ここは次回行く際はもっと明確にしておかなくてはな、と思う部分です。
マジ困った。

タクシーを呼ぶアプリとか、近隣の5つ星ホテルでタクシー呼んでもらうとかいう技があるようですが、やった人いれば、詳しく教えてください。

タクシーの詳しい利用方法は、こちらの記事などが参考になります。
http://www.yokko.asia/entry/taxiwww.yokko.asia

あ、タクシーで行き先を告げるときは通りの名前を2つ言うのが常識らしいですが。
空港は名前だけでも普通に通じました。
1番ターミナルか2番ターミナルかを伝えるとより親切だと思いますが、両ターミナルはそんなに離れているわけではないので、もし違うターミナルに行ってしまっても、何とかなります。

その他

その他、これはあったほうが良かったとかいうのも書いときますので、何かの参考になれば幸いです。

両替は国内の空港“以外”でやるべき

国内空港での交換レートが悪いことは、事前にわかってはいた。
けど、やっぱり面倒だから、通貨の両替は、羽田の空港でやりました。
余った元が結構あったから、換金しようと銀行でレート見てみたら、2円くらい違うー!
毎日TTB見ながら、円安にならないかなー、と思ってる。

両替は本当に、事前にやっとくか、慣れてる人は中国でやった方がいいよ!!!!!
もしくは、使い切って帰ってくる。
そうすれば、うはー、損してるー!とか思わなくてすむ。

Wi-fiレンタルはしておいた方が便利

私の場合は、現地でどうしてもTwitterでやりとりをしたりする必要があったので、Wi-fiをレンタルしました。
Wi-Fi自体は空港とか公共の場であちこち飛んでいるけれど、中国ではTwitterやLINEなどを閲覧するのには規制がかかっているとのこと。
なので、TwitterやLINE、Googleを使用したい場合は、VPNつきのWi-fiをレンタルしましょう。

私は下記のグローバルWi-fiでレンタルしました。

日本の空港で、深夜・早朝でも受け取りも返却も出来るのでとても便利でありがたい。
私はぼっち参戦でしたが、友達と一緒に使ってもOKなので、1台あると便利かもしれません。

ただ、VPNつきだと安心だとはいえ、絶対に繋がるという保証はないので注意。

便利だったアプリとか

今回の旅、スマホがなければ、私は確実に行けなかった。
スマホ様様だな、と思いました。もう少し大事に扱おう。
そんな今回、あってありがたかったアプリをご紹介しておきます。

地下鉄乗換案内アプリ

乗換案内 上海
乗換案内 上海
開発元:MetroMan
無料
posted with アプリーチ

上海のメトロの乗り換え案内アプリです。
路線図も見られるし、今の時刻だとこの電車で行くのがオススメだよ的なことも案内してくれるので、重宝しました。
操作もわかりやすいので、地下鉄かリニアを使う予定のある方は、入れておくと便利だと思います。

WeChat

WeChat
WeChat
開発元:WeChat
無料
posted with アプリーチ

中国でのLINEみたいなものです。
TwitterやLINEが使えない中国での主流の連絡手段だそうです(よく知らないけど)。
VPNつきWi-fiをレンタルしない方や、万が一VPNが使えない場合に備えて、事前に登録して、知り合いと連絡取れるようにしておくと良いと思います。
LINEみたいなものではありますが、既読機能などはないので、どちらかというとチャットワークに近い感じ。
私はあまり使わなかったのですが、慣れれば使いやすいかも?

まとめ

とりあえず覚えている範囲で色々書いてみました。
また何か思い出せば随時追記します。

英語も中国語も話せないのに1人海外とか無謀すぎるだろって思いましたが、特に「死ぬほど困った!!!!!」みたいなのはなかったので、案外行ける。

事前にあまり何も調べずに行ったので、多分無駄が多いかと思いますが、こうしたら安いよ!みたいなのがあれば、教えてください。
たぶん、泊まりで行ったほうがお得感はあります。

あと質問もあれば、答えられる範囲であればお答えします~。
参考になるかはわかりませんが。

あ、弾丸は体力的にしんどいのであんまりおすすめしません!!